最近、資産を円換算で見たときに
減ったように見えると感じた方も
多いのではないでしょうか。
私も、140円のころに両替したドルで購入した米国株やETF
円で積み立てている金ETF(GLDM)
さらにiDeCoやNISAではオルカンなどの
円積立商品を保有していますが、ここ最近
円換算での評価額が急に落ちた印象を受けました。

しかし、よく中身を確認すると、
資産そのものが大きく減ったわけではなかったのです。
為替で資産が減ったように見えるだけ?
本ブログではドル資産と円換算評価額の錯覚について説明します。
今起きている現象の正体
今回の下落は投資商品の値下がりではなく、
為替の影響が大きいということです。
例えばドル建てで購入した株やETFは
ドルベースでは大きく下がっていないが
円高方向に振れたため、円換算では評価額が下がりました。
言い換えれば資産が減ったのではなく
円という物差しが短くなった
だけとも言えます。
円安のときに増えて見えていた評価額は、
実は為替による上乗せ分(為替益)
だった可能性が高いのです。
資産の変動には2種類ある
資産の増減には、以下のように2つの要因があります。
① 投資対象そのものの値動き
(株価・金価格など)
② 為替の影響
(ドル円など)
今回、円換算で急に資産が減ったように見えたのは、
②の為替要因が大きく動いたためです。
つまり、投資が失敗したとか
資産が実質的に目減りしたというよりも
為替益が剥がれただけという状態に近いと思います。
私の運用状況から見た今回の動き
例えば私の場合このように運用していました。
・米国株や外国ETF → ドルで購入ドルで再投資
・GLDM → 円で積立
・iDeCoやオルカン → 円で積立ドルで再投資
結果として全体的に円換算評価額が下がったように見える
状態になりました。
・ドル建て資産 → 円高になると評価額が下がる⤵
・円建て積立商品 → 中身が外国資産なので、やはり円高で評価が下がる⤵
でもドル建てで見れば大きく崩れていない資産も多く
けっして投資対象そのものが壊れたわけではありません。
今回の局面でやってはいけないこと
一番やってはいけないのは
円換算で減ったから怖くなって売ること。
この行動は円安のときに買い、円高で売るという
為替で一番損をしやすい典型パターンとなります。
本来長期投資では、
・円高 → 評価額は下がる⤵
・円安 → 評価額は上がる⤴
という波を繰り返します。
この揺れを見て毎回売買してしまうのは
資産運用ではなく為替のギャンブルです。

客観的に見るための考え方
大切なのはドル資産はドルで、円資産は円で!
それぞれの本体で見ることです。
ドル建てで見て増えているなら、
円換算で下がって見えても、
投資としては大きく間違っていません。
なぜなら円換算評価額は、あくまで為替込みの表示
に過ぎないからです。
まとめ
今回の円換算での資産減少は、投資対象の大幅な悪化
ではなく、為替の調整による見かけの減少である
可能性が高いと考えています。
つまり、
資産が壊れたのではなく、
為替益という上乗せ分が消えただけ
という状態です。
長期投資をしている以上、
このような場面は何度も訪れます。
大切なのは、この3点だと思います。
・中身を見る
・為替と価格を分けて考える
・円換算の数字だけで判断しない
本記事はあくまで主観によるものです。
くれぐれも投資は自己責任でお願いします。
