初めて聴いた「イオ」が衝撃的に良かった──音楽ユニット「ロクデナシ」とは?

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最近、音楽を聴いていて「イオ」という曲に出会いました。

イントロのリフが気がついたら頭に残っていて、もう一度聴きたくなっていたんです。

調べてみると、その曲を歌っているのは「ロクデナシ」というユニット。
名前は知らなかったけれど、実はすでに人気が高まっているアーティストのようで、
これはもっと知りたい!と思い、今回簡単にブログにまとめてみました。

ロクデナシとは?どんなユニットなのか

ロクデナシは、2021年から活動を開始している日本のボーカリスト
「にんじん」と、複数のボカロPが楽曲ごとにコンポーザーとして参加する
音楽プロジェクトです。

ロクデナシの概要

活動開始とメンバー

ロクデナシは、ボーカリスト「にんじん」を中心としたプロジェクト

2002年3月26日生まれのにんじんは、2019年12月から動画投稿サイトTikTokで活動を始め、SNSの総フォロワー数は155万人を超えています

2021年より、彼女がボカロPなどのクリエイターと組んでオリジナル曲を歌う「ロクデナシ」として本格的に活動を始めました

音楽性とコンセプト

ロクデナシのコンセプトは楽曲ごとに異なるコンポーザーを迎え、リスナーの「生きづらさ」や「孤独」に寄り添う音楽を届けること

そして楽曲の世界観を拡張する「情景美」にこだわったイラストレーションを多用し
視覚的な美しさもロクデナシのアイデンティティです

代表曲と国内外での人気

代表曲の「ただ声一つ」は日本およびアジア各国を中心にバイラルヒットを記録しています

必聴!】ロクデナシ人気曲ランキングTOP5

1位/ただ声一つ ロクデナシの原点にして最高傑作の一つ。圧倒的な透明感。

国内外でバイラルヒットし、プロジェクトの認知度を一気に高めた代表曲。

2位/愛が灯る 切なさの中に強い意志を感じる、エモーショナルな名曲。  

YouTubeでも高い再生数を誇り、「ただ声一つ」に次ぐ人気を誇ります。

3位/スピカ 軽快なリズムとキャッチーなサビで、中毒性のある一曲。

ナユタン星人による提供曲で、これまでのロクデナシとは一味違う魅力を見せています。

4位/ユリイカ アニメタイアップで話題。壮大で広がりのあるサウンドが魅力。

アニメ『終末トレインどこへいく?』のエンディング主題歌として注目を集めました。

5位/まちぼうけ 初期の名曲。日常の情景を切り取ったような歌詞に共感が集まる。

初期からファンに愛されている、繊細で心に響く楽曲です。

「イオ」とは?なぜ心に残るのか

私が出会った曲「イオ」は、ロクデナシの代表的なナンバーのひとつです。

タイトルの「イオ」は木星の衛星の名前でもありますが、[イオ」と「愛を」を掛けた歌詞では遠い存在を想う気持ちや、届きそうで届かない距離感が表現されています。

にんじんさんの透明感あるボーカルとエモーショナルなサウンドが相まって、聴いているうちに自分の青春の一場面を思い出しました。

なぜ人気が出ているのか?

ロクデナシがここまで注目されているのには、以下のような理由があると思います。

TikTokやYouTubeでの楽曲拡散力

若い世代に刺さる「切なさ」「純粋さ」を大事にした歌詞

ボーカルの表現力と、耳に残るメロディライン

特にショート動画で「イオ」が使われてから、一気に検索されるようになったそうで、私のように「たまたま聴いて、いいなと思って調べた」という人が多いのも頷けますね。

まとめ

「ロクデナシ」は、ボーカリストの「にんじん」と、楽曲ごとに異なるボカロPがコンポーザーとして参加する音楽プロジェクトであり、現代のネット音楽シーンを象徴する存在です。

にんじんの歌声は、儚さの中にも優しさや温かみがあり、聴き手の心に真っ直ぐに届く唯一無二の魅力を持っており、2019年からTikTokで活動を開始し、SNS総フォロワー数155万人を超える人気を集めています。

ロクデナシとして、リスナーの「生きづらさ」や「孤独」に寄り添う音楽を届け、楽曲の世界観を表現するイラストレーションも特徴です。

最近の楽曲としては、2025年8月27日にリリースされた「イオ」があり、ナユタン星人が作曲を手掛け、木星とイオの関係をモチーフにした宇宙的なテーマがファンに高く評価されています。

また代表曲の一つである「愛が灯る」は、「ただ声一つ」も手掛けたボカロPのMIMIが作詞・作曲・編曲を担当したピアノバラードで、この楽曲は日常の不安や悲しさを抱える人々に寄り添い、前進する一歩を後押しするメッセージが込められています。

ロクデナシは国内外で人気を拡大しており、特に「ただ声一つ」は香港Spotifyバイラルチャートで1位を獲得するなど、アジア各国でバイラルヒットを記録しました。

2023年夏からはライブ活動も本格化させ、海外公演や国内の大型フェスに出演するなど、活動の幅を広げ、ライブではにんじんの歌声とバンド演奏、そして楽曲の世界観を表現する映像演出が融合したパフォーマンスを見せているようです。

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