「惡の華」での彼女の演技を初めて目にした時
そのスクリーンから溢れ出るような可愛らしさと
確かな存在感に興味を持ちました。
一見すると、ほんわかとした親しみやすい笑顔が印象的でありながら
役柄によってクールな表情を見せたり、時には「ウザかわ」と評されるような
ユニークなキャラクターを演じ分けるその姿は、まさに多面体のようです。
彼女…飯豊まりえの持つこの不思議な魅力、そして観る者を惹きつけてやまないオーラは
一体どこから来るのでしょうか?
彼女がなぜこれほどまでに輝き、様々な役柄で私たちを魅了し続けるのか
その理由を深掘りしていきたいと思います。
飯豊まりえ:プロフィールと芸能界での歩み
基本プロフィール

氏名:飯豊まりえ(飯豊万里江)
生年月日:1998年1月5日生
出身地:千葉県千葉市
身長:167cm
血液型:B型
所属:エイベックス・マネジメント
配偶者:高橋一生
芸能界入りのきっかけとデビュー
飯豊まりえは両親を喜ばせたくて芸能界に入ったそうです。
そして、見事2008年の「avex kids×ニコ☆プチ公開モデルオーディション」で
グランプリを受賞し、芸能界デビューを果たしました。
このオーディションでは、『ニコ☆プチ』の編集長だけが彼女を選んだとされており
飯豊自身もこの出会いを「人生が変わった」「恩人」と語っています。
『ニコ☆プチ』でのデビュー後
専属モデルとして⇒『ニコラ』、『Seventeen』、そして『Oggi』
女優として⇒は2012年にデビューし、翌年には特撮番組『獣電戦隊キョウリュウジャー』に出演

幼少期は人前に出るのが得意ではなく、感情表現も苦手で
『キョウリュウジャー』の撮影中にトイレで泣くこともあったみたい
女優としての魅力
「何曜日に生まれたの」での役柄と評価
2023年に主演したドラマ『何曜日に生まれたの』で彼女は、10年間引きこもり生活を送る女性という難しい役柄を演じました。
この作品の脚本を手掛けた野島伸司氏は、飯豊さんの演技を
「とてもプレーンな演技をする人」と評価しており、
そのキャラクターを意図的に飯豊さんに「ほぼ当て書き」したと語っています 。
彼女の派手さはないものの、役柄に自然に溶け込む演技スタイルが、
脚本家からも高く評価されていることがうかがえます。
他出演作品(ドラマ・映画)での代表作や演技の幅
飯豊まりえさんは、幅広い役柄を演じ分けることで女優としてのキャリアを築いてきました。
代表作:
- 映画『MARS〜ただ、君を愛してる〜』や『きょうのキラ君』では、恋愛作品のヒロインを演じました 。
- ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』では、主人公の恋敵でありながら憎めない人気モデル役を好演し、注目を集めました 。
演技の幅:
- コミカルな役: ドラマ『ひねくれ女のボッチ飯』では、人付き合いが苦手でコミュニケーション能力が低い女性を演じ、その「オーラの無さと平凡さ」を見事に表現し、演技力が高く評価されました 。
- シリアスな役: 法医学サスペンスドラマ『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-』では、ベテラン俳優の大森南朋さんとバディを組む新人解剖医を熱演。「受けの芝居」で新たな境地を開き、その演技力は称賛を集めました 。
女優として注目される理由
⇒圧倒的な透明感:
多くのメディアやファンの間で、彼女の最大の魅力として「透明感」が挙げられています 。その品のある美しさは、作品に清潔感と独特の雰囲気をもたらします 。
⇒自然体の演技:
脚本家の野島伸司氏が「プレーンな演技」と評したように、彼女の演技は自然で、役にすっと溶け込みます 。過剰な表現に頼らず、役の感情を繊細に表現するため、視聴者は物語に没入しやすくなります。
⇒表情の豊かさ:
明るい笑顔が印象的な役から、内にこもった役まで、役柄に応じて多彩な表情を見せることができます。『花のち晴れ』で見せた天真爛漫な笑顔 と、『ひねくれ女のボッチ飯』で見せた自信なさげな表情 は、その演技の幅と表現力の豊かさを示しています。
モデル・タレント活動
ファッション誌での活躍(「Seventeen」「Oggi」など)

実は、飯豊まりえさんは経験豊富なモデルで
そのキャリアは長くて、もう10年以上! 。
⇒キャリアのスタート:
2008年に小学生向けファッション誌『ニコ☆プチ』でモデルデビュー!

⇒ ティーン誌での活躍:
その後、ティーン向けファッション誌『ニコラ』から『Seventeen』(集英社)の専属モデルとして活躍!同世代の女性から絶大な支持を集めました 。
⇒『Oggi』への抜擢:
2018年6月に『Seventeen』卒業後、通常20代向けのファッション誌を経ることが多い中、それを飛び越えてOL向けファッション誌『Oggi』(小学館)のレギュラーモデルに抜擢! 当時最年少での起用であり、大きな注目を集めました。
バラエティ番組やCM出演で見せる親しみやすい一面
CMでのコミカルな演技
ABC-MARTのCMでは、「ハト」「ハート」「ハット」といった言葉遊びに合わせて
変幻自在な表情を見せ、チャーミングな一面を披露しました 。
キンチョー(金鳥)のCMでは、キャッチーな歌とキュートな振り付けが話題となり
彼女の持つ透明感と明るい魅力がお茶の間に広く浸透しました 。
パーソナルな魅力
好きなものや趣味

彼女は料理が趣味の一つで20歳の誕生日には父親と温泉旅行に行ったり
一緒に料理を作ってくれるようなアクティブな男性がタイプ 。

旅行も好きで、これまでに世界一周を含め45カ国以上を訪れた経験あり。

ウクレレ、陶芸、散歩なども趣味として挙げており、幅広い分野に興味を持っていることがわかります 。

連載企画「マチメシ!!」では、町の中華料理店や洋食店などを食べ歩き、店主たちと交流する様子が紹介されており、食に対する関心の高さがうかがえます 。
SNSで見られる素顔

おしゃれな私服: 自身のInstagramでは、たびたび私服コーディネートを公開しています 。そのセンスはファンからも「私服可愛すぎ!」「雑誌の1ページみたい」と絶賛されており、ファッションアイコンとしての一面も持っています 。
ファンとの交流: 雑誌の企画で私服を紹介するなど、ファンに向けて自身のライフスタイルを積極的に発信しています 。飾らない投稿は、ファンにとって彼女をより身近に感じるきっかけとなっています。
性格について
根っからの明るさ:
自身の性格の好きなところは「根アカ!」 。
その天真爛漫な明るさが、彼女の魅力のベースにあるようです。
慎重で自信がない一面も:
「もともと自分に自信がない」
「物事を重くとらえがち」
「心配性で石橋を叩いて渡るタイプ」とも?
華やかな世界の裏で、物事に真摯に向き合う繊細な一面を持っていることがわかります。
控えめだが芯は強い:
連続テレビ小説『ちむどんどん』で演じた役では「控えめな性格ながらファッション担当の記者を目指す」と語っていますが、これは自身にも通じる部分があるのかもしれません 。
まとめ 透明感と親しみやすさが同居する、唯一無二の魅力
モデルとしての洗練された美しさ、女優としての深い表現力、
そしてバラエティで見せる天真爛漫な笑顔。
飯豊まりえさんの魅力は、その多才さだけでなく
クールな見た目と気さくな人柄とのギャップにあるのかもしれません。
SNSで見せるナチュラルな姿や、自身の性格を「心配性」と語る人間らしい一面は
私たちに親近感を抱かせます。
これからも、その圧倒的な透明感と飾らない人柄で
様々な顔を見せてくれる飯豊まりえさんから目が離せません。