令和8年に加熱式たばこがまた増税の検討が
されていると産経新聞が発表しました
これは紙巻きたばこに比べ低い税率を
揃えようという動きで与野党ともに合意
来年の税制改正に盛り込む方向で調整
令和9年以降段階的に税率を引き上げる
方針とのことで調べてみました
加熱式タバコと3つの増税目的とは?
- 法人税
- 所得税
- タバコ税
上記3税の使用目的は表向きわが国の
防衛費強化ということになっています
このうちたばこ税の加熱式たばこは
紙巻たばこより税率が低いことに政府は
気が付いたため段階的に増税しています
たばこにはどんな税金がかかっているの?
国税・地方税にがかかっています
なんとたばこの60%が税金なんだ
加熱式たばこの税率はこれより低い為
紙巻たばこに合わせようということです
健康被害を減らすための増税
喫煙による健康被害を考えると紙巻きタバコと
同じく喫煙量減らす必要があります
ですが現在喫煙者の40%は加熱式タバコ
なのに税率は低いため増税することが必要と
いわれています
値上げに強気な理由
たばこはその性質上値上げをしても売上は
それほど減ることがありません
もし値上げによって喫煙率が下がっても
値上げ分で吸収されるので税収にほとんど
影響がないのが実態です
増税額は4%ー4.5%も海外では逆に税制優遇?
4~4.5%ほどの増税を検討中とのこと
ですが海外では逆に税の優遇が図られています
まだ増税ですか?!
新世代戦略研究所によれば加熱式タバコは
健康リスクが低い製品との理由で欧州では
税制優遇される国も多いとのことです
その理由は蒸気を吸う加熱式たばこの特性に
より有害性が低いという衛生局の公式見解が
きっかけとのことです
加熱式たばこの副流煙などの健康被害は?
主流煙に含まれる有害物質
当然ですが、ニコチン等の有害物質は含まれています
副流煙に有害物質は含まれる?
発がん性物質や呼吸器疾患のほか33種類の
有害物質が確認されています
そのため日本は紙巻たばこ同様の規制を
かけたいというねらいがあるのね
健康被害の見解は各国違いがあり
結論は出ていないようです
ただ、アメリカに倣う日本やカナダは
防衛費増強と健康被害に対する見解が
一致して抑止力を持つ増税案が優勢です
まとめ
加熱式たばこがまた増税の気配が濃厚な
雰囲気のためその税率や健康被害などを
完結にまとめてみました
結果、各国で見解の違いによる税の
扱い方が見られました
しかしながら日本においては宗主国で
あるアメリカの意向を強く汲んでいます
その結果が加熱式たばこの増税に表れて
いるのだということになっています
米国の意向で防衛費を増やす話は内緒