新NISAが始まり、何を買えば儲かりますか?という質問を
よく見かけるようになりました。
せっかくの虎の子を預けるわけですからみな損したくないわけで
最短でたどり着くために試行錯誤するわけです。
そんな私も投資を8年間続けてきたなかで数多くの失敗と
試行錯誤をしています。
そのなかで感じるのがそもそもその質問自体が
少し違うということです。
私が目指しているのは、沢山儲けることではありません。
それよりも大事なのはできるだけ損をしないこと。
結果、資産がゆっくりでも着実に増えていけば十分だと思います。
ちなみに7月に新たに購入したのは次の3本だけと非常に地味です。
6月にまとまった入金があったので積立以外に単発で買いました。
- eMAXIS Slim S&P500 4万円
- eMAXIS Slim オール・カントリー(オルカン)12万円
- eMAXIS Slim オール・カントリー(オルカン)30万円
派手さはありませんし、SNSで話題になるような
銘柄でもありません。
それでも私は、このような積み重ねが
長期では一番合理的だと思っています。
いまさらですが、なぜこの地味な運用が合理的なのか
3つの理由を説明します。
合理的な3つの理由とは?
① 大きく儲けるより、「大きく負けない」
投資で一番難しいのは勝つことではありません。
市場から退場しないことです。
例えば100万円を半分の50万円まで減らしてしまうと
元に戻すには100%の利益が必要になります。
大きく負けると取り返すのは想像以上に大変なのです。
なので私は、一発逆転を狙う投資はほとんどしません。
それは投機であり投資ではないと思っています。
世界中の企業へ分散投資できるインデックスファンドを
中心にしている理由もそこにあります。
少し物足りないと思うくらいが
長く続けるにはちょうど良いのかもしれません。
② 市場から離れない
相場が下がるともっと下がりそうだから売ろう
と思ってしまうことがあります。
しかし、それの行動こそが一番問題なのです。
底で売ってしまい、上昇してから買い戻す人は
意外と多いものです。
私は、相場が上がっていても下がっていても
市場に居続けることを意識しています。
長期で見ると、株式市場は暴落を何度も
経験しながら成長してきました。
いうほど簡単ではありませんが、その成長を受け取るには
市場の中に居続けるしかありません。
だから私は、暴落が来ても終わったとは考えず
安く買える時期が来たと思っています。
③ 理想の買い時を探さない
「もう少し下がったら買う」
「円高になったら買う」
「来月まで待とう、いくつから始めよう」
皆さんの中にもこう考えているうちに
結局何も買えなかった経験はありませんか?
私も昔はありました。
でも、未来の相場は誰にも分からないのです。
だから私は、買いたいと思った時に買うようにしています。
もちろん、一度に全額を投入するのではなく
積立や数回に分けて購入することもあります。
大切なのは、完璧なタイミングを当てようとしないことで
不合理なように思えますが実は市場に長くいることの方が
買うタイミングを当てることが結局損しないと思っています。
流行りの銘柄を追いかけるのは投資ではなく予想
SNSでは次はAI、次は半導体など
次は○○という話題が次々と出てきます。
もちろん、その予想が当たる人もいます。
しかし、多くの場合はどちらへ動くかを
予想しているだけです。
私は、それは投資というより
丁半ばくちに近い面もあると思います。
だから流行を追い続けるよりも
世界全体は今後も成長していく
という前提を資産運用の指針としています。
当たり前のことが一番難しい
振り返ると投資を初め8年が過ぎますが
そこでで学んだことは、とてもシンプルです。
大きく負けないこと
市場から離れないこと
買い時を完璧に当てようとしないこと
どれも本や動画で何度も語られていることです。
でも、多くの人は相場が大きく動くと
この当たり前を忘れてしまいます。
私が今言えるのは、派手な売買ではなく
ゆっくり増やす資産運用こそ着実に資産が
増える唯一の方法と思っています。

資産運用は短距離走でなく10年、20年先を
見据えたマラソンです。
焦らず、欲張らず、そして市場から退場しないこと。
そして入金力に比例して福利の利きにも差が出ます。
それが、私が続けてきてたどり着いた一つの答えです。
資産運用で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
本コラムは個人的見解によるものです。
投資は自己責任でお願いします。