暴落ウェルカム投資家のコラム:減配=即売りは本当か? 私が保有株をすぐ手放さなかった理由

投資

高配当株投資をしていると避けて通れないのが減配で
マイルールとして原則減配したら売却と決めています。

今回、自分が保有している以下の3銘柄は減配となりました。

  • 9986 蔵王産業
  • 5464 モリ工業
  • 6912 菊水ホールディングス

正直、配当投資をしていると減配のニュースには敏感になります。

今回の減配について売却も検討しましたが
長期保有のポリシーに準じて冷静に分析してみました。

重要なのはなぜ減配したのかだと思っています。
なので今回はそこについての理由を掘り下げてみます。

蔵王産業は高配当維持の苦しさが見える

まず4株保有している蔵王産業ですが
同社は配当自体高水準を維持していますが
利益はかなり落ち込んでいます。

その結果、配当性向はかなり高くなり
利益の大半を配当に回している状態
なっていました。

高配当株投資では一見魅力的ですが
長期で見ると少し注意が必要だと感じました。

もちろん財務は堅実で
すぐ危険というわけではありませんが
今後も無理なく維持できる配当なのかな?
という視点は必要だと思いました。

モリ工業は健全な減配に見えた

一方15株保有のモリ工業は少し印象が違いました。

同社は業績低下に合わせて配当も調整していますが
配当性向はまだ無理のない水準

自己資本比率も高く、財務はかなり健全です。

要するに無理して高配当を維持している
感じではないと思いました。

高配当株投資をしていると、減配=悪”と考えがちですが
利益が減った時にきちんと調整できる会社のほうが
長期ではむしろ安心できる場合もあると感じました。

菊水HDは実質減配っぽいが安心感は強い

今回一番考えさせられたのが20株保有している菊水HDです。
yahooファイナンスによると

2026年5月15日発表の決算において
2026年3月期の年間配当(実績)は前期比10円増の63円から69円に増額されました。

今期(2027年3月期)は前期の記念配当(10円分)がなくなるため
普通配当59円への「実質減配」となりますが
普通配当ベースでは増配となる方針です。

表面的には増配に見えるのですが実際には記念配当込みのため
ベース配当だけで見ると、そこまで強い増配ではありません。

なので実質的には減配っぽいよね?
という感覚は自然だと思います。

ただ、この会社は配当性向がまだ低く
利益成長の範囲内で配当を出している印象があります。

ここがかなり大きい。

高配当を無理して維持している会社ではなく
余力を残しながら配当しているように感じます。

個人的には今回の3社の中で長期保有の安心感が
最も強かったのは菊水HDでした。

最近、自分が重視していること

最近は利回りの高さより無理な配当ではないか?
そして財務内容が健全であるか?などを
重視するようになりました。

減配もですが、それよりも無理して配当を維持して
会社自体が弱るほうがもっと怖いと感じています。

だから最近は減配したかより
減配の理由を見るようにしています。

高配当株投資は難しいですがそれゆえ自分なりに
カスタマイズできるので愉しいですね。

まとめ

高配当株投資では減配したという結果だけで判断するのではなく
その中身を見ることが大切だと思います。

現時点では15株保有しているモリ工業
20株保有している菊水HDについては
財務や配当余力を考えると今後も長期保有を継続する方針です。

一方で、4株のみ保有している蔵王産業については少し慎重に見ています。

高配当そのものは魅力的ですが今後の決算で

①EPS(1株利益)の回復
②営業利益の改善
③100円配当を無理なく維持できる余力

この3点をしっかり確認できるかが重要だと感じています。

高配当株投資では、目先の利回りだけではなく
この会社は5年後、10年後も安定して配当を出し続けられるのか?

この考え方が大事ではないでしょうか?

本コラムは個人的な見解によるものです。
投資は自己責任でおねがいします。

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